歯磨き 口臭

口臭を防止するには、口臭の元となる口腔内の細菌をできるだけ少なくすることが大切です。

そのために、丁寧な歯磨きをしましょう。
睡眠中は、唾液の分泌が著しく低下しており、歯周病菌や虫歯菌といった細菌の繁殖がとても増えています。

朝起きた時には“口の中が細菌だらけ”という状態になっています。
そのため、起きたらすぐに歯磨きをしましょう。
また寝る前に歯磨きをすることで、できるだけ歯垢を取り除いておき、睡眠中の細菌の繁殖を少なくすることができます。


朝食や昼食、間食などの後には、徹底的な歯磨きをしなくても大丈夫です。
食べカスを取るために、水で口腔内をすすいだり、歯磨き粉をつけない状態の歯ブラシで30秒ほどの簡単なブラッシングを行ったりしましょう。


一方、夕食後にはすぐに歯磨きをします。
食べカスを取るためだけでなく、歯石に付いた細菌の塊であるプラークを除去するために行います。
口腔内の細菌の量を減少させて、就寝中のプラークの増殖を最小限に抑えるためです。
細菌の増殖をおさえることで、口臭を防止することができます。

また食べカスが最も多く残る場所は、舌です。
舌に残った食べカスを取り除いて細菌の増殖を防ぐために、専用の舌クリーナーを使用することもお奨めです。