口臭 食事

口臭を防止するには、日ごろの食事に気をつけることも大切です。

口臭を防止する食事としてお奨めなのが、水分の多い和食を中心にとることです。
和食がお奨めされる理由は２つ。
水分が多量に含まれた料理が中心なので、食事中に口腔内が乾燥しにくく、細菌の増殖をおさえることができるのです。
また玄米や根菜類など、かための食材を用いているため、パンなどの柔らかい食べ物を食べるときと比べて、噛む回数が多くなるのです。

その結果、唾液の分泌量が増え、口臭の原因となる細菌の増殖を防ぐことができます。


食事中には、唾液の分泌をうながすために、一口30回以上噛みましょう。
緑茶やウーロン茶、紅茶、コーヒーなどは、食後に1杯だけ飲みます。
これらの飲み物には、殺菌作用のあるカテキンが含まれているため、口臭の防止には効果的です。
しかし一方で、唾液の分泌もおさえてしまうので、唾液による自浄作用が低下して、細菌が増殖して、口臭の発生につながってしまうのです。
ただし、口腔内が乾いてしまうと口臭の原因になるので、水分はこまめに取りましょう。

また就寝4時間前に食事をとることは、口臭発生の原因になってしまうので避けます。
水は飲んでも大丈夫です。