口臭 水分補給

口臭は、口腔内の細菌が増殖することによって起こります。

その細菌が増殖する原因は、口腔内が乾燥し、自浄作用をもつ唾液の分泌量が低下することです。
口腔内が乾かないようにするには、こまめに水分を取ることが大事です。
一度に飲む水の量は、コップ1〜2杯程度、250ccくらいが適量でしょう。


水を飲むタイミングは、起きてからすぐに歯を磨いた後、朝食と昼食の間、昼食と夕食の間、夕食と就寝前の間です。
就寝時や空腹時には、特に口が渇きやすくなり唾液の分泌が少なくなるため、細菌が増えて口臭がつよくなるのです。
口臭防止のために、上記のタイミング以外でも、口が渇いたと思ったらすぐに水を飲みましょう。


水分を補給するといっても、緑茶や紅茶、コーヒーなどカテキンを多く含む飲み物では、唾液の分泌を抑制するため、口の渇きが増してしまいます。
できるだけカテキンを含まない水を選びましょう。


口の渇きをそのままにすると、虫歯や歯周病や歯槽膿漏になったり、カビの一種であるカンジダ菌が増加したり、舌の上に細胞や細菌や食べカスなどの汚れがついた舌苔が増えたりします。
もちろん口臭もつよくなります。

口腔内を清潔に保ち口臭を防止するために、適切なタイミングと量の水をとりましょう。