口臭 糖尿病

糖尿病にかかっている人は、病気の影響による代謝の異常によってアセトンが非常に増加しています。

通常アセトンは、糖尿病にかかっていない人でも血液中や尿の中に混ざっています。
しかし糖尿病の人はアセトンの量が通常より多く、口臭だけではなく体臭からもアセトンによる独特の臭いがしてしまいます。
特徴的として、甘ずっぱい臭いやリンゴの腐ったような臭いがするのです。


糖尿病の原因には、遺伝、運動不足、甘いものを好んで食べる偏食、多量な内臓脂肪、高血圧などがあげられます。
一旦糖尿病にかかってしまうと、治すことはとても難しいです。
しかし食事療法や運動療法などで、体調をコントロールすることができます。
糖尿病による口臭を防止するためにも、病気が進行しないように、適切な食事や運動に気をくばりましょう。


口臭は、その臭いで人間の体調を教えてくれる役割をもっています。
自分の口臭を知ることが、病気の発見につながることも多いのです。
口臭を防止するために、必要以上に歯磨きをしたり、ガムを噛んだり飴をなめたりするだけでなく、原因をきちんと見つけて改善していきましょう。

なかなか治らない口臭の場合は、いろんな病気を疑ってみることも大切です。