口臭が特に強くなるタイミング
口臭が特に強くなるタイミングは、起床時と空腹時、緊張している時です。
いずれもさまざまな理由で唾液の分泌が少なくなり、口腔内が渇いて、臭いのもととなる細菌が増殖することによって口臭がつよくなります。
起床時に口臭がつよくなる理由は、睡眠中に唾液の分泌が停止してしまい、口腔内の細菌が増殖するためです。
朝起きたらすぐに歯磨きをして水を飲み、朝食を食べて唾液の分泌をうながしましょう。
習慣づけることで、さらなる口臭を防止できます。
空腹時にも、口腔内の細菌が増殖し、口臭がつよくなります。
食事をとることで唾液の分泌が活発になり、細菌の数が減少して口臭を防止できます。
ただし、食べ物の種類によっては、その臭いが口に残ることがあるので要注意です。
また、試験前や発表前などストレスやプレッシャーといった緊張を強いられている状態の時は、声を発する頻度が少なくなり、舌の動きが停止し、唾液の分泌もとまります。
そのため細菌の活動が活発になり、口臭がつよくなります。
そのままの状態で会話をすると、臭い息が出ることになるのです。
女性の場合、思春期や妊娠時には血液中のホルモンの変化や代謝の影響で、月経時には精神的不調や体調不良から口臭がつよくなります。